40代フリーターで、学歴や職歴がなくても、正社員を目指せる業種は多くあります。意外と知られいないのが、タクシードライバーへの転職です。東京は観光客やビジネスマンのタクシー利用需要が多く、多くのタクシー会社が社員の積極採用を展開しています。タクシードライバーは基本給と歩合給で構成される賃金体系を採用している会社が多く、自身が頑張れば給料アップも可能です勤務経験を積めば個人タクシーとして将来は独立するといったことも視野に入れることができます。
まず、東京ではタクシードライバーは転職求人が多い職種です。50代や60代の方でも採用されており、また前職もバラエティに富んでいます。そのような中でまだ体力的にも十分な40代であればなおさら採用される率は高いといえるでしょう。また、フリーターであるよりもタクシードライバーは正社員であるため、年収面や福利厚生面で恩恵を受けることができます。とくに年次休暇や健康診断、さらには東京の大手では会社寮の提供を行っていたり、住宅手当を支給する会社もあります。この点は非常に大きなメリットであるといえるのではないでしょうか。
また、フリーターの時と違い、会社での研修制度を利用することもできます。タクシードライバーには、二種運転免許が必要となりますが、多くのタクシー会社では入社後に研修にて取得する制度を設けています。また、地理が苦手という方でも、東京のタクシー会社では、地理に関する研修を行うだけでなく、コミュニケーション能力や外国人観光客に対応するため語学研修を行うところもあります。このように新しいことに貪欲に挑戦する前向きな気持ちがあれば、おのずと自分の可能性を切り拓くことができることも魅力でしょう。
また、勤務体系として、隔日勤務が選べる会社もあります。これは1日働くと翌日は休みがとれるという形態です。その分1日の勤務時間は長くなりますが、共働き世帯であれば、平日の休みに、配偶者に代わって子育てを担うことができること、平日の混雑していない時間帯にショッピングモールやレジャーを楽しめるということからも人気がある勤務形態として知られています。それだけでなく、普通の企業と違い、基本はタクシーの中で過ごすため、自分のペースで働くことができ、人間関係のわずらわしさを感じることが少ないことをメリットに挙げる人も多いのです。このように、多くのメリットがあるタクシードライバーを東京での正社員への転職の際に検討してみてはいかがでしょうか。