東京でタクシードライバーに転職して稼ぐ方法

東京でタクシードライバーへの転職を考え、二種免許の取得や地理試験の合格に不安を抱えている人もいるかもしれません。しかし、会社によっては二種免許の取得費用を出してくれるところもあり、ほとんどの会社で地理試験合格までサポートしてくれますので安心です。また社宅を用意してくれるタクシー会社もあります。タクシードライバーに転職しても稼げるかについては、全国ハイヤー・タクシー連合会の調べによると平成29年の平均年収は約333万円でした。その中でも東京になると全国で1位となる平均約418万円となり、月給に換算すると約34万円となりました。

東京は全国で1番稼げますが上記の数字はあくまでも平均値であり、すべてのドライバーが稼ぐ金額ではありません。タクシードライバーの勤務形態は主に昼日勤と夜日勤、隔日勤務の3つです。昼日勤は一般的なサラリーマンと同じ昼間に8時間働く勤務形態です。会社によって前後しますが、大体が朝7時から午後16時か朝8時から午後17時の勤務となります。夜日勤は一般的な夜勤にあたり、多くは午後18時から午前2時か午後19時から午前3時勤務となっています。そして、隔日勤務は多くのタクシー会社で主流となっている勤務形態です。昼日勤と夜日勤を1日でまとめて働き、仕事終わりの日が明番となり休みとなります。出勤と明番を2回繰り返した後に公休という休みが入るのが一般的です。なぜこのような勤務形態が多いかというと、タクシー会社は基本的に24時間稼働しているのと1日を通して働いた方が稼げるからです。昼日勤や夜日勤の場合は昼夜それぞれの客層しかいません。隔日勤務は1日を通しての客層を乗せることができます。また、会社によっては給料補償をしているところもあります。例えば、ドライバーに転職しても稼げるようなるまで安定して収入が得られるので安心です。

タクシードライバーの給料体系は多くが固定給プラス歩合制か、完全歩合制です。どちらにしても歩合が入ってきますので、客を乗せた分だけ給料が上がります。東京は日本一稼げるところですがライバルも多く、ただ街を走っているだけでは稼げません。まず大切なのは接客態度です。タクシードライバーの仕事は客を目的地に運ぶだけの仕事ではなく、客に気持ちよく過ごしていただくサービス業でもあります。客の気持ちになって接することが大切です。乗客からタクシーが必要なスポットの情報を得られることもあります。次に、自分が走る街の情報を知ることです。例えば、病院や結婚式場、大きなイベントなどの需要がある場所を調べます。また日々の勤務日記をつけることも大切です。過去にどこで稼げたか、稼げなかったかなどの情報が役に立つときが来るからです。以上のことを毎日コツコツ行うことが東京での乗客を増やすことにつながります。